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ネット上に個人情報を第三者に記載されてしまった場合の対処法をやってみた(2014年7月9日)

インターネットが完全に浸透した現代

無断で掲示板(ヤフー知恵袋、2チャンネルなど)に、希望しない情報を記載されることが多くなってきました。ヤフー知恵袋、2チャンネルなどなどへの誹謗中傷は真っ先に削除されるのに、自分の住所、氏名、電話番号などの記載情報は削除を申し出ても、削除にはいたらなかった。

掲示板運営者からの返答郵便書面は後述で記載する。

事件は起きた。2010年

インターネット上で商売を行うには、特定商取引法(ネット上で売買を行う場合に必要な法律)により出荷元の住所や電話番号、Eメールアドレスなどを記述する必要がある。

個人で運営を行っている場合、それが自宅住所や個人の電話番号であることは少なくない。

たくさんのお取引がある中で、すべてのお客が”まとも”な人間とは限らない。

完全な自社会員制の場合などは顧客に一定の審査などを設けることが出来るが、一般的には一元さん(初めての人)である。

商売をしている以上、なにかとクレームが発生することはある。そのクレームの対応は、支払い以上の要求であることが多い。いや、年々多くなってきた。たとえばこんな例だ。

お宅の商品(掃除機)を買って使ったら、他の家具やフローリングが傷がついた!要求は商品代を返金し、クリーニング代や修理代を要求するというもの。完全なヤカラなんですが、これが調べてゆくと、完全な”一般人”であることが多いのです。心理学の先生からは、現代のストレスが原因だという。

インターネットで自由に購入できる便利な時代になったといっても、一般的になったことで販売側に大きなリスクが付きまとう時代になりました。

そこで、今回の事件は、販売者の”個人情報を掲示板に記載”する。という事件です。

インタ-ネット上に記載することで犯人は愉快を得ることが出来ます。逆に記述された側は、そのほとぼりが冷めることなく、永遠に掲載され続けます。末代まで被害が!

ネット上に記述を行うことは、現代非常にかんたんになりました。憂さ晴らしとして書かれたことは永遠に消えないのです。

記述された個人情報を削除する。機械仕掛けのクレームを報告する。(YAHOO!Japan知恵袋、削除確率1%)限りなく低い確率であることを認識していただこう。

本題に入ります。前記で住所、氏名、電話番号(すべて自宅で生活している場所)を誰もが見れる掲示板に記載されてしまいました。今回は記述のあった運営会社のヤフー知恵袋にクレームを行った。

まずは違反報告をする。

上記のような、記事を見かけることがあると思います。(今回とは関係の無い記事を抜粋)そして、ご丁寧にも”違反報告”というボタンがついていて、運営者に報告できる機能があります。ボタンを押して進むと違反項目を選択して運営者へ通報することが出来ます。

ヤフー知恵袋違反報告の行方

しかしながら、この機能はあくまでもたくさん押される危険性があり、運営側もすべてを見ているとは思えません。おそらく、いろんな有効なIDから一斉に違反報告を受ければ、重く受け止めるような(YAHOOならやるだろう)システムになっているものと思われます。なのでAKB48のような誹謗中傷なら熱狂的なファンがたくさんのIDを持って、違反報告を行うので、びびったYAHOOは削除にいたるのだろうと思う。今回のように一般人が被害をこうむった場合はこうはいかない。確実に友好的に運営側(Yahoo!Japan)とコミュニケーションをとる方法は、ただひとつ80円切手を貼って郵便物を送りつける!(Yahoo!Japanにクレームを言う唯一の効果的手段)皆さんも同じような被害を受けましたら、行ってみてください。郵送先や有効な電話番号も記載しておきます。電話番号や送り先は未来で変更になっている可能性がございますので、その場合はご自身で探されてください。しかし、80円もの大金とクレームの文章を買いて送る労力は、精神的な苦痛も含め、大きな損失である。警察への相談も含めて、後述していこうと思います。

違反報告を行った結果

想像通りの結果でした、回答は一切無く、無視。(1年以上音沙汰は無かった。)

そもそもヤフー知恵袋とはなんなのだろう。


「Yahoo!知恵袋 - みんなの知恵共有サービス
Yahoo!知恵袋は、参加者同士で楽しく知恵や知識を教えあい分かち合える知識検索サービスです. 知りたいことを気軽に質問! 質問文を入力(全角100文字以内). みんなの質問に回答! みんなの知識を発見!」


とある。

確かに便利ですばらしいサービスである。しかし、趣旨からすると個人情報を掲載して放置することにサービスの価値は存在しない。

納得がいかないので、他の方法を考える。

手段として考えられたのが、以下の4つ

1)警察に相談する。(オススメ度★★)

これは警視庁のサイバー犯罪に係る電話相談窓口といもので、あくまで相談のみ行っている。電話すると20代ぐらいの若い職員がたんたんと対応してくれる。とても、クレーム処理を希望する相手ではありません。ヘーのプーです。

結論として、被害届を証拠と一緒に、お住まいの警察署(え?まじ?あんなネットのネもしらない所轄に相談しろと?)に相談されてください。という結果になる。2度電話して同じ結果なので、ほぼ電話代の無駄無駄。被害届はあくまで住所地の近い警察署になる。たらいまわしが始まる。

そして、警察署に電話すると、まず受付でもたつく。当然です。警察では毎日24時間ありとあらゆる事件や相談を受けているわけですから、電話に出ると愛想がありません。うざったい感じです。

30分ほど電話して、結論が出たのは総務省へ連絡しろとのこと教えられた電話番号は(06-6942-8519)これは地域性があるので、ご自身の地域に電話してください。

 

2)自分でYAHOOに書状(削除要求)を書く(オススメ度★★★★)

送りつける書状はここでは記載しません(ご自身で書いてください。)が、それに対してのYAHOO側の返答書類は記述してゆきます。

該当掲示板の削除を要請します。と記載してヤフーの以下に書類を送ります。

このあたりでイライラはピークに達していると思います。なんせ、電話のようにリアルタイムに苦情を言う環境が無いためです。しかし、唯一の連絡手段になります。(弁護士もこの方法をとります。)

107-6211
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー
ヤフー株式会社
社長室 政策企画本部あて

なのでせめてヤフーの関係先の電話番号を記述しておきます。0357334248(03-5733-4248) ヤフーの人間と話すことはできますが、直接の解決にはならないと思います。電話代もかかることですしね。でも、ここの記事を見られている方の怒り、相当のものがあると思い、この企業悪を正すべく、書いておきます。ヤフージャパンの所在情報

3)弁護士に相談する(オススメ度★)

実際に相談を持ちかけると、平均で5000円/30分の相談料を取られるのが、弁護士です。あまりオススメしません。まぁ、辞めておきましょう。

4)専門の誹謗中傷削除サイトに相談する(オススメ度★★★)

上記の弁護士と近い内容ですが、一番有効的な手段となります。なにせ、削除を専門的に行っているからです。バックには弁護士がいて、書類(弁護士のブランドと雛形みたいなもの)を作ってもらえ、2)と同じことを行ってくれます。個人名で送るよりも弁護士名で送ると”本気”が伝わります。この弁護士のブランドを生かしてヤフーに大きなけん制がかかります。2)でだめな場合でどうしても消したい場合は、これら専門家に依頼されると良いでしょう。成果報酬的な業者もいると思います。費用は5万円/1記事です。10記事の場合は50万円ほどで解決します。

ただ気をつけていただきたいのは、”完全”はありえないこと。業者によっては逆SEOと言った危うい方法で記事をWEB検索結果の下のほうへ押し下げるのみ行う措置をとることがあります。これは消えたわけではなく、再浮上も考えられるため非常に危険な賭けです。

しかし、安いとはいえません。車で事故でもしたかのような、自宅にいて事故にあうといったイメージです。人間生まれてきた以上、こういったリスクは常に付きまとう世の中になったといえます。

ひょっとしたらYAHOOと結託して癒着している可能性もあります。

YAHOO消さない > 業者使う > あっさり消す > 業者から削除手数料貰うYAHOOJAPAN

ブラックな見解ですが、担当者個人で行っている場合は、明るみに出ない場所ですが、疑われてもおかしくないと思います。

ウイルス対策ソフトのように、ウイルス出る > 対策する の背景には、対策ソフトが予めワクチンを用意してウイルスを放つことでエンドレス商売が成立します。しかも完全犯罪。怖いですね。


自分でクレームした場合の結果

結論、問題は解決に至りませんでした。個人情報はそのまま継続され、知恵袋の知恵のままです。ひとさまの個人情報が”知恵”なんでしょうか?悪ふざけにも程があると思いますね。

初回のクレームで届いたのはなんかFRQのようなもの。こんなものは望んでいない。馬鹿にしているのか?と思うほどである。YAHOO!知恵袋カスタマーサービスなる部署からの初回返信手紙です。(2013年5月)

封筒

封筒2

YAHOO!知恵袋カスタマーサービス

 


 

利用規約やガイドライン・・・と言った記述。はぁ?YAHOOなんか使ったこと無いのに。っていうひともいるかもしれないが、この辺の記述が”天下の殿様商売ヤフージャパン”といった風に聞こえる。いきなり、鼻をへし折られた感がある。

ガイドラインやクソもあるかい!! 手紙まで書いてるんだから、謝罪して即座に対応処理しないところにヤフー株式会社の企業悪を感じます。

どれだけ、精神的な負担をこうむっているか、ヤフー株式会社はわかっていないようです。いつかほされる日が来ることと思います。

107-6211
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー
ヤフー株式会社
政策企画本部ネットセーフティ企画室宛

 


東京都港区赤坂9-作1ミッドタゥン。タワー政策企画本部ネットセーフティ企画室宛

 


初めて、「猪原」と名乗る個人名が記載されていた。


パソコンからYahoo!JAPANヘルプセンターとヘルプベージをご利用いただく方法

 


今回は、何の解決にも至らない、単なる説明書みたいなものでした。当然クレームはエスカレートします。記載した本人を特定するとい法律的な手段がありますが、記載した本人もすでに忘れていることでしょう。IDやパスワードすら覚えていないだろうと思います。問題としてはこういった書状に対して、問題視していないYAHOOジャパンにあります。掲載の削除することになんの利益も関係ないからである。それでも掲載を辞めないYAHOOジャパン。何をそんなに削除したくないのか?人間としてのモラルも疑います。


ヤフーから届いた書類3連発!以降は返事が来なくなった。本件につきましても、社内にて慎重に検討致しましたが、現在のところ削除

 

本件につきましても、社内にて慎重に検討致しましたが、現在のところ削除2

 

本件につきましても、社内にて慎重に検討致しましたが、現在のところ削除3

以降、手紙を出しても返事は返ってこなかった。

封書の手書きを見ると同じ人物が返信していることがわかる。「猪原」と名乗る人物だろうか。封書の手書き

ここまでにいたるまでに相当な無駄な時間を費やしましたが、結果は何も変わらず。お金も時間も無駄にしました。

進捗についてはまた記述してゆきます。ここまでに4年の歳月が経過しました。

まだ、解決していないので、自分が死ぬまでに名誉挽回なるか!乞うご期待!!