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ノガ ダブルバーDB1000を使って面取り(角を安全にする)を行ってみた。(2015年1月21日)
ちょっとした角が気になって・・・。
アルミ板の切り出した後の角はかなり鋭利で危ないです。これをシンプルで簡単に綺麗にする方法がないか、探してみた。今回みつかったバリとりグッズはこちら。イスラエル製のNOGA Double-Burr(blue)DB1000だ。
丸ブレードを使用しているため、刃を少しずつずらしながら使用すると長寿命である上、反対側も使用すると二倍長く使用できます。
手を保護するハンドガード付です。
角を面取りする時は、丸ブレードを1個だけ使用します。
シートメタルのシャーリング後のバリ取りに最適の工具。
早速使ってみる。
箱から開けると、すぐに使えるタイプ。触ったらハンドル部もマシン油がベタベタしていた。さすが海外製。
丸い歯はまるで遊園地のジェットコースターの車輪のようだ。六角ネジで歯の位置を調節して使います。
このダブルバーは何がダブルなのか??
歯は1つでも使えるようなのですが、歯がダブルになっているため、一気に両面角を落とすことが出来ます。
裏側ある、六角ネジをまわして歯を左右に移動して素材の幅に合わせます。
最初は設定に困惑しそう。
図のように両方使う場合は2個の円形歯を使用して角をカットします。
円形の歯なので、切れが悪くなったら、まわしながら位置を変更して使用できます。
また裏側も歯がついているので、ひっくり返して両方使えるのも良いですね。
アルミ板(A5052)t6mm図のようにセットして引きます。2~3回なぞる感じで、そんなにチカラは必要ありません。反対側からもまんべんなくひきます。
鰹節のようにアルミ粉が散らばります。
使用結果
アルミ板が丸ノコ切断のためか、まっすぐ綺麗に削げず、波打ったかのような仕上がりになりました。
なかなか難しいですが、角は取れて、手で触れても安全な角になりました。
総評
イスラエル製という珍しい製品でしたが、アイデアはなかなか良いのではないでしょうか?
大工道具、カンナの角対応版といったところでしょうか。なんかカミソリでも代用できそうですがね。
サンダーやサンドペーパーで角を落とすよりは便利だし早いです。
ひとつ道具としてあれば、ようは足りますからね。